天津生まれの楊さんの嬉しいリーズナブル町中華『天津餃子房』

天津生まれの楊さんの嬉しいリーズナブル町中華『天津餃子房』
地域情報紙「よみっこ」

甲州街道を車で走っていると、ひときわ目立つ黄色と赤のビル……。
町中華だけど、ゆっくりランチができる嬉しいお店『天津餃子房(テンシンギョウザボウ)』さんです。

丁寧なサービス

牛丼屋さんだったこの店が、突如、黄色と赤に塗られ、中華として生まれ変わったのが10年前。外から中が見えず、なかなか入りにくかったのですが、地元横山町のグルメから「リーズナブルでなかなかの中華よ」と聞き、思い切って入ってみました。

甲州街道沿いひときわ目立つ黄色と赤のお店です

迎えてくれたのが楊学文(ヤンシュエウェン)さんと管樹芝(カンシュジ)さんのご夫婦。旦那様の楊さんは料理長、奥様の管さんはサービス係です。料理を味わう前にまず、お二人の気持ち良い接客ぶりに感心してしまいました。最近、JR八王子駅近くにも中国の方が経営する中華料理店が増えたのですが、中でもこの店は清潔、そして、楊さんと管さんの優しいサービスに心が和みます。

とても仲のいい、楊さん&管さんご夫婦

聞いてみると、楊さんは来日25年、もうすぐ人生の半分を日本で暮らしていることになり、日本名も持っています。次男さんは八王子第一小学校に通っているということ。『日本人が好きな』接客を心得ているんですね。

餃子好きにはたまらない

来日して10年余は、日本の大きな中華料理チェーンに勤めていたという楊さん、「店名の由来は何ですか?」と聞くと、「私が天津生まれで、そして、天津は北なので餃子づくりが盛んなんです」とのこと。店名通り、餃子はレギュラーのものを含め6~7種類あり、すべてご自分たちで握っているそうです。
いただくと、皮はいい具合にカリっとそしてモチっとしていて、中の餡は濃いめの味付けで、お醤油をつけなくてもおいしく食べられます

『やみ付き焼き餃子』単品480円、『餃子定食』(ライス・サラダ・新香・スープ付き)650円

餃子の他にもここには100種類以上のメニューがあるのですが、日本の『町中華』の人気である、ラーメン、チャーハンのおいしいこと。そして、とくにチャーハンは大盛りすぎる! 町中華(まちちゅうか)=地域に根ざした大衆的な中華料理店のこと。大衆中華料理店若しくは中華屋とも呼ばれる。

麻婆豆腐、チャーハン、餃子、肉料理、魚料理まですべておいしい

そのうえ、ここでは昼夜とも、定食が20種類ほどあって、その上に日替わり定食が毎日3~4種類。平日限定で定食にはプラス150円手作りの杏仁豆腐がつきます。手作りなのでちゃんと練乳も入っているコクのある味です。この杏仁豆腐も大きくてうれしい限り。

広々とした店内なので、ゆっくりできます

町中華というと、油っぽい店内でカウンターだけ……ということも多いのですが、ここは店内が広々していて、ゆっくり優雅に食事ができます。これもポイントが高いゆえん。
まずは、まん防明けにランチに伺ってみてはいかがでしょう?1人でもウエルカムです。【高田】

ランチメニュー例

ラーメン(塩・醤油)と半炒飯or餃子 780円

レディースセット 880円
ラーメン(塩・醤油)
半炒飯or餃子
サラダor杏仁豆腐

日替わりランチ料理 700円~
ライス、サラダ、お新香、スープ付き!
大盛り無料!

地域情報紙 よみっこ

最後までご覧いただきありがとうございます。
よみっこへのご意見・お問い合わせは、下記のメールアドレスへご送付お願いします。
​広告掲載についてもお気軽にお問合せください。

よみっこ編集局
[email protected]

天津餃子房 (テンシンギョウザボウ)

※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。

住所
東京都八王子市横山町10-18
アクセス
八王子駅北口 徒歩9分
営業時間
11:00~15:00 / 17:00~24:00(L.O.23:30)
定休日
火曜日
店舗情報を開く

WRITER

地域情報紙「よみっこ」

地域情報紙「よみっこ」

記事一覧

八王子を中心とした超地域密着型(ハイパーローカル)の地域情報紙です。新聞配達の流通を使い週6日発行・お届けをしています。※現在は読売新聞の購読者に限定して、朝刊に折り込む形で発行しています(日刊:5,000部)。八王子(主にめじろ台1~4丁目、緑町、山田町、椚田町、狭間町、館町、小比企町、寺田町、大船町、西片倉2~3丁目、みなみ野、七国※一部分に配布されないところもあります)に配達されています。