有名店から昨秋独立した一人店主の居酒屋さん。
小さな店ですが、コロナ禍の中、がんばっています。
お酒を飲まない方にも知ってほしいと、
このほどランチカレーを始めました。
料理がうまい
このコロナ禍の中、居酒屋さんはどこも苦しんでいます。
「お酒を飲まない」習慣がついた人は、なかなか戻ってこないからです。そこで生き残れるのはどんな店か?ずばり「料理に創意工夫があり、お酒を飲まなくても旨い店」でしょう。つまり、これから「料理に手を抜いている居酒屋」は淘汰されていくのではと、個人的には予想しています。
さて、ここの店主の菊地政樹(せいき)さんは秋田生まれの41歳。仕事で北海道にいることが長く、魚料理が得意です。
菊地さんは「料理が大好き」な料理人。旨い店の料理人はこれが大事です
実は菊地さんのことは、魚問屋さんから聞いたのです。
「八王子で魚を美味しく料理ができるのは彼ですよ」と。そんな「魚のプロがほめる料理人」の菊地さんの作る料理は、繊細。お刺身の盛り合わせにもセンスが光ります。
写真:魚問屋さんが「八王子で魚料理なら彼」といいます
白子の天ぷらなど、菊地さんのおかげで「美味しいんだ」と知った料理がいくつもあります。そして、彼の作った刺身と天ぷらで日本酒をきゅ~っと。「ああ、日本人でよかった」。そう思わせる菊地さん。彼のファンは非常に多く、大店(おおだな)から独立して小さな店になってからも、ファンが絶えません。しかし、コロナ禍で、苦しい独立であったのは確かでしょう。
お得感いっぱいランチカレー
そこで菊地さんは、前々から夜の居酒屋で評判だったカレーで、ランチを始めました。
スパイススープカレー、チキンとポーク。各700円とリーズナブルです(テイクアウトも同じ値段)。じっくり炒めた玉葱のコクと、オリジナル配合のスパイス。それに一晩寝かせたベジスープを加え、「煮込みと寝かしによるまろやかさが自慢です」とのこと。
写真:ランチのスパイススープカレー
その上に季節野菜の素揚げが乗っています。お得感、満載。「居酒屋はまだ行けない」というあなた、ぜひ、菜ととりのカレーランチからお試しください。そこで、黒板に書いた夜のメニューを見ると、各種お刺身、魚料理、天ぷら、串焼き、肉料理も…「一度、夜に来てみたいなあ」と思うことでしょう。
写真:夜のお通しも手が込んでいます
居酒屋と言っても、「お酒を飲まれない方も大歓迎です」と菊地さん。
あ~本当は紹介したくなかった。そんな「秘密にしたい店」、菜ととりを紹介しちゃいました。【取材:高田】
※9席の小さな店なので、ご予約が確実です。
※夜のおつまみは300円~メニューは約60種類、仕入れによって内容が変わります。
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菜ととり
※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。
- 住所
- 東京都八王子市千人町1-12-10
- アクセス
- 西八王子駅北口 徒歩3分
- 営業時間
- 11:30~14:00(LO 13:30)
17:00~23:00(LO 22:00) - 定休日
- 月曜日・第2日曜日
- https://www.facebook.com/31totori/
WRITER 投稿者
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