JR八王子駅南口から5分。
駄菓子屋「yottette(よってって)」の奥にある和室スペースで、代表の沼﨑さんと店長の福島さんにお話を聞きました。
まほうのほうき
「何か困ったことが起きた時、その人のもとへサーっと飛んでいきたい、そして、困ったことをサッと解決できる『まほうのほうき』のような存在になりたい」と沼﨑さん。その言葉通り、活動予定している内容は様々です。
駄菓子屋
まずは、子どもの居場所作り(子育て支援)。東京の下町で育った店長の福島さんは、「子どものころ、駄菓子屋さんは、多世代が集まる子どもたちの交流の場でした。この辺りにも昔は数件あったと聞きます。そんな駄菓子屋さんがしたかった」と。
写真:駄菓子屋さん
和室スペースでは、「キッズサロン」として、毎週火・木曜日(14時~19時)と、土曜日(12時~17時)に、放課後の学習・滞在場所と、夕食前の空腹を満たす軽食やおやつを提供します。その他、IT体験教室(フードバンク八王子ワークと連携)・地元の先生による英会話教室・子ども食堂農園での農林業体験(NPO法人小津倶楽部と連携)等、他団体との連携したイベントも予定されています。
子ども服等リユース
「子どもの成長に伴いサイズが合わなくなった洋服や靴、使わなくなったおもちゃなどの提供を受け、必要とする方に使ってもらう事で、新たなコミュニティが生まれるのでは」と沼崎さん。
名前は「mottette(もってって)」。
パントリー(食料支援)
この場所では、つい最近まで、里親支援活動を行っている「ホイップ」という団体がパントリーを行っており、沼崎さんがこのスペースを無償提供していました。
その活動を引き継ぐのも、まほうのほうきの重要な活動の柱です。
さらに、「コロナ禍を受けて、困窮する地域の一人親世帯や高齢者世帯等、食料支援や子ども食堂を実施する予定です」との事。
写真:中央が沼﨑さん、右端が福島さん(駄菓子屋「Yottette」前にて)
5月からは、月・水・金曜日(14時~16時)に、シニアサロンも実施、多世代が集える拠点となっていくことでしょう。
光熱費や備品、家具などのランニングコストは、高齢者への生活支援(市の「住民主体による訪問型サービス」)によって賄っていくそうです。
こちらの名前は「tetudatte(てつだって)」。
多くの団体と連携し、多様な活動の拠点となりそうな「まほうのほうき」。
支援の輪が広がることが期待されます。
まずは、「よみっこで見ました~」と駄菓子を買いに行ってみて下さい。
八王子駅に行ったついでに「よってって~」。(取材:中塚)
地域情報紙 よみっこ
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yottette (ヨッテッテ)
※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。
- 住所
- 東京都八王子市子安町4-28-8
- アクセス
- 八王子駅南口 徒歩3分
- 営業時間
- 火・木曜日 14:00~19:00
第2・第4土曜日 12:00~17:00
WRITER 投稿者
八王子を中心とした超地域密着型(ハイパーローカル)の地域情報紙です。新聞配達の流通を使い週6日発行・お届けをしています。※現在は読売新聞の購読者に限定して、朝刊に折り込む形で発行しています(日刊:5,000部)。八王子(主にめじろ台1~4丁目、緑町、山田町、椚田町、狭間町、館町、小比企町、寺田町、大船町、西片倉2~3丁目、みなみ野、七国※一部分に配布されないところもあります)に配達されています。