野球の本当の楽しさを体感!『少年野球みなみ野ファイターズ』
みなみ野ファイターズはみなみ野地区で活動する少年軟式野球チームです。
「全員がレギュラー、全員が戦力、日本一熱くなれ」をチームスローガンに、35名の部員が元気いっぱいに白球を追いかけています。
型にはめず個性伸ばす
みなみ野ファイターズは、みなみ野ニュータウンの街びらきに合わせ1998年に設立された小学生の軟式野球チームです。チームスローガンは「全員がレギュラー、全員が戦力、日本一熱くなれ」。 みなみ野地区はもとより、八王子市全域から35名の部員が集まり、毎週末、みなみ野小、七国中などで活動しています。
チームを指導する浦尾哲監督は10歳で野球を始め、京都の平安高校で甲子園に出場。大学時代は拓殖大学で主将を務め、軟式野球の強豪スリーボンドでも主将としてプレーし、2度国体に出場し天皇賜杯準優勝の経歴があります。
写真:チームを指導する浦尾哲監督
自身の子ども時代の経験も踏まえ、「投げ方、打ち方など技術は子どもごとそれぞれ。小学生は成長の過程ですから、型にはめず個性を伸ばすことを心掛けています」と。
野球を通し人間的成長を
チームスローガンに「全員がレギュラー」とあるように、子ども達の試合出場の機会が多いのも、みなみ野ファイターズの特徴です。
「やはり試合が一番面白い。練習だけでは飽きてしまいますし、試合に出て覚えられることもありますからね。高学年、低学年で2チームを編成して、大会以外にも練習試合も多く組んだり、実戦機会を増やしています」と浦尾監督。
写真:みなみ野ファイターズの選手たち。新学期に新入部員を迎え現在35名の大所帯。
練習は土日祝日。随時、体験会を行っている。初心者歓迎。
そんなチームカラーの下で、のびのびと育った選手たちは個性豊かです。
キャプテンの七国小6年生の松井晴馬君は西武ライオンズの源田壮亮選手が憧れで、曰く「打撃よりも守備が好き」。その理由は「どんなに点をとっても、守備が下手だと点をとり返されて勝てないから」というなかなかの理論派です。
写真:キャプテンの松井君はチームの守備の要
チームの目標について「春季大会はベスト4、ジャビット杯八王子予選は2位、もう少しのところで優勝を逃しているので、これからの大会は全部、優勝するつもりでやりたい。八王子で勝って都大会に出るのが目標です」と力強く話してくれました。
そんなキャプテンの姿勢に浦尾監督は目を細めます。
「少年野球では試合に勝つことも大事ですが、それ以上に野球を通して人間的に成長していくことが大事。子ども達がみなみ野ファイターズで野球の本当の楽しさを体感し、中学、高校と長く野球をつづけてくれることを願っています」【取材:石川】
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