源頼朝にまつわる伝説の橋!小比企町の『白旗橋』周辺を散策する

源頼朝にまつわる伝説の橋!小比企町の『白旗橋』周辺を散策する
地域情報紙「よみっこ」

涼しくなってくると、お散歩したくなりますよね。
小比企町にある伝説の橋とその周辺を散策します。

頼朝が白旗を掲げて渡った

読者より「橋にはユニークな名前が多いですね。なにか由来があるのでしょうか」とのお便り。
そろそろ暑さも収まってきたので、ちょっと歩きましょうか。
まずは、小比企町の白旗橋

写真:白旗橋(湯殿川を境に、東側は小比企町、西側は椚田町)

「しらはたばし」と読みます。
八王子事典によると、「源頼朝が源氏の白旗を掲げて大軍を渡したとの伝説がある」「稲荷社に、白旗神が合祀されている」と。

写真:しらはたさま(小比企町2895あたり)

8年前に、小比企町の歴史を調べた際の記事には、以下の記述があります。

(先祖代々、小比企に住む方)「昔、この家に武士が宿泊し、短刀と白旗、そして糠信という名字を頂いたらしい」また、そのお宅のすぐ近くには『しらはたさま』という祠があり、1960年中頃までは、そこで繭玉焼きを行い、「賽の神という、男性のシンボルの形をした石を毎年掘り出して火の中へ入れてお焚き上げをしていたが、いつの間にかなくなった」とのこと。

白旗橋から東に進むと、三面六地蔵や道標、その南には峠山観音堂。その先は、宇津貫を経て相原七国峠を越える、いわゆる鎌倉道へ。湯殿川に沿って稲荷社までの散歩も気持ちがいいですよ。(中塚)

写真:六地蔵と道標(白旗橋から東100m三叉路)

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