こんにちは!
今回は先日高尾にて行われた『道草・旅する布市』というイベントについてご紹介します!
日本遺産認定地などから41出店
2月18・19日、高尾の駒木野庭園とタカオネを会場に「道草・旅する布市」が開催され、全国から41団体が出店し、多くの来場者で賑わいました。このイベントの主催は八王子市日本遺産「桑都物語」推進協議会。
「道草・旅する布市」の様子(タカオネ会場、右は倉敷から来た武鑓さん)
日本遺産の目的は地域活性
市の担当者によると、「日本遺産は、世界遺産などと異なり、保存が目的ではなく、認定された構成物を活用し、地域の活性化に活かすのが目的です。今回の企画もそのひとつで、織物のまち八王子と高尾山をテーマに全国からテキスタイル(※)に関するクリエイターに集まっていただき、展示・販売を行なっています。企画・運営については、地域や全国にネットワークを持つ『駒木野庭園アーツ』と、『つくるのいえ』にご協力願いました」とのこと。
全国から
運営にあたった「つくるのいえ」奥田さんは、「これまで開催してきた企画を通じて知り合った市内や全国の仲間のうち、日本遺産認定地を中心に、八王子と繋がりがある出展者に声をかけました。2会場とその周辺の見所やお店の情報を掲載した地図を作り、散歩しながら高尾エリアを楽しんでもらえるようにもしてみました。このような機会を通じて、人のつながりが広がっていく事が大切だと思っています」と。
左上:にまるらぐ(絨毯作り・山形)/右上:463(縁起物造形師・東京)
左下:磁器の出店もありました(加藤かずみさん・八王子市七国)/右下:古代の糸を作る体験(高須賀活良さん・八王子)
出店数は41。久留米がすりの産地である福岡からやってきた「SHOP編集」、強くて丈夫な帆布倉敷を使ってオリジナルの鞄を作っている「倉敷帆布」、絨毯産業の盛んな山形から来た「にまるらぐ」など、伝統技術の魅力を活かしつつ、新しくデザインした作品や生地が来場者の高い関心を集めていました。出店者からは、「つくり手同士の交流もでき大変嬉しい」との声もありました。
「11月4・5日には、第9回日本遺産フェスティバルが八王子(たま未来メッセ)で開催され、全国の人が集まります」とのこと。楽しみですね。(取材:中塚)
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