“時間を忘れる庭カフェ”へようこそ。元八王子の隠れ家『海の搭』で癒しのランチを

“時間を忘れる庭カフェ”へようこそ。元八王子の隠れ家『海の搭』で癒しのランチを

元八王子(八王子城手前)にある「海の搭」さん。隠れ家中の隠れ家です。「できれば、あまりたくさんの人に紹介しないで」と筆者からも言いたいのですが、行った方は、きっとこのお店のことを誰かに話したくなるでしょう。

美しい庭でランチやティータイムが楽しめる『Cafe 海の塔』

公開日: 2023.11.02

まるで秘密基地!?ワクワク感がある、素敵なテラス付きのカフェ。お庭の中で食事ができるなんて最高ですね!室内のインテリアも良い雰囲気で雨の日でも楽しめます!…

花に囲まれてランチをどうぞ

お店を示すものは道路脇にある小さな看板のみ。危うく通り過ぎそうです。次の角を右折し駐車場にバイクを停め店内(庭)へ。そこには予想もしなかった景色がありました。5つのテーブルは全て様々な木や花に囲まれています。

優しい表情のご夫婦がランチを運んできてくれました。優しく、深い味わいのチャウダースープとオープンサンド、手作りと思われるブルーベリージャム、新鮮野菜にかけられた程よい酸味のドレッシング。

その他ハンバーグセット、スパイシーなキーマカレーがあり、すべて1500円(デザート、コーヒー又は紅茶付)。
料理や庭にマッチした食器について、「料理についてのこだわりは、肉の油を抜くくらいです。優しい味とよく言われます。この食器はすぐ近くの城山工芸さんが焼いてくれたものです」と奥さんの原田由紀子さん。

時間をかけてこそわかるものがある

「山の近くにあるのに『海の搭』って変な名前でしょ」とご主人の原田泉さん。大学卒業後、友人と一年間の貧乏ヨーロッパ旅行をし、その時の縁で、画家であったお父さん(原田成大氏)がスペインのある街に約30年住むことに。14年前にこのお店を開くときに、「お父さんの絵を飾ろう」ということになり、お父さんが過ごした街「トーレ・デル・マリ」を日本語にした「海の搭」と命名。この話を聞きながら「泉さんとのお話が楽しい」と、このお店を推薦してくれた読者の言葉を思い出しました。

お話の中には「長い時間をかけてこそ分かるものがある」など…「時間」がよく出てきました。泉さんは元デザイナー。庭作りも、草花が育つ時間を含めてデザインされ、その結果「時間」を忘れて、のんびり過ごせる空間が作られているのかもしれません。

Cafe 海の塔

※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。

住所
東京都八王子市元八王子町3-2571
アクセス
高尾駅 車7分
営業時間
【4~10月】11:00~18:00
【11月~3月】11:00~17:00
定休日
月~木曜日
電話
090-8040-3960
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地域情報紙「よみっこ」

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