インドの代表的な米料理「ビリヤニ」を提供している店は意外に少ない……と感じている人に朗報です。山田町に「コルカタ ビリヤニ」(八王子市中町の同名店と姉妹店)がオープンしました。この店を任されている、生粋のインド出身のコックさん、シェイク・サヒード店長が作る本格的なビリヤニを、記者が初体験。

「生粋のインド料理」の店。八王子市中町『コルカタ ビリヤニ&カバブ』
公開日: 2025.03.01
この20年、日本中にインド料理店が激増しました。現在その数2,000軒以上。でも実はその9割が「インネパ店」と言われる「ネパール人のインド料理店」で味も画一的です。ところが、今回ご紹介する「コルカタビリヤニ&カバブ」の各種カレー、ビリヤニは…
山田駅前にOPENした本格派
山田駅と富士森公園の中間、「山田」バス停の真ん前。テーブル12席、カウンター3席のこじんまりした店内。店名のコルカタは、インドの大都市の名前で、壁にはインドの世界遺産「タージ・マハル」の大きな絵が飾られています。
いざ、チキンビリヤニ(1,000円)!
メニューは、ビリヤニとカレーが中心ですが、今回は迷わずお目当ての「チキンビリヤニ」を注文。(1,000円、マトンビリヤニは1,200円)マサラ(混合スパイス)、サフランなど数種のスパイスで味付けされたチキンとスープをフライパンで更に味付け。そして、ビリヤニに欠かせないのが細長いバスマティ米。こちらもすでに炊きあがったものを混ぜ合わせます。それらを大皿の中央に盛り、ゆで卵、味付けした赤い玉ねぎ、パクチーをのせ完成です。
チキンビリヤニ(1,000円)
初めての味、だけどスプーンが止まらない!
辛さは5段階、辛味が苦手な筆者はレギュラー(下から二番目)を選択。初めての味でした。スプーンが止まりません。水分の少ないお米ならではの食感、柔らかいチキンやゆで卵などのトッピング、特に別皿のライタと呼ばれるヨーグルトサラダとの相性が抜群です。
「辛いのが好きなんです」と激辛カレーを注文した男性は「美味しいですね。ナンではなくドーサ(香ばしく焼いたクレープ状のパン)もいい」と。次に来店した女性は、日替わりカレーセット(この日はチキンとほうれん草、850円)をライスで注文。「カレーにはまってまして。八王子(※)まで行かなくても近くていいですね」とのこと。

500円メニューも!ユーロード沿いのビリヤニとケバブのお店『コルカタ ビリヤニ&カバブ』
公開日: 2024.10.22
八王子駅からの帰り道に西放射線ユーロードを歩いていたところ、どこからかスパイスのいい香りがしてくるではありませんか。以前はケバブ屋『ナイレックスケバブ』さんが営業していた場所で、『コルカタ ビリヤニ&カバブ』がオープンしておりました。…
食後におすすめのドリンクも
食後には、さっぱりしたマンゴーラッシー(300円)やチャイ(200円)がおすすめ。
マンゴーラッシー(300円)
店長はインド歴20年!
来日して20年というサヒードさんの接客も丁寧で、居心地の良い店でした。テイクアウトもできます。(カレーライス650円〜セット900円など)駐車場はありません。(山田駅付近か富士森公園手前にコインパーキングがあります)世界には美味しい食べ物がまだまだたくさんあるんですね。
店舗情報
コルカタ ビリヤニ
- 住所
- 八王子市山田町1631-1
- 定休日
- なし
- 営業時間
- ランチ 11:00~15:00 / ディナー 17:00~22:00
- ランチメニュー
- 800円~
- テイクアウト
- 650円~
これは…スパイス好きにはたまらんやつ!
ご近所で本格ビリヤニ体験できるなんて最高すぎますね!!
WRITER 投稿者
八王子を中心とした超地域密着型(ハイパーローカル)の地域情報紙です。新聞配達の流通を使い週6日発行・お届けをしています。※現在は読売新聞の購読者に限定して、朝刊に折り込む形で発行しています(日刊:5,000部)。八王子(主にめじろ台1~4丁目、緑町、山田町、椚田町、狭間町、館町、小比企町、寺田町、大船町、西片倉2~3丁目、みなみ野、七国※一部分に配布されないところもあります)に配達されています。