皆さんこんにちは!
今回は週に一度だけ開く洋菓子屋「manna」さんをご紹介します。
店内には可愛らしいお菓子が並びます。口にすれば笑顔になること間違いなしですよ。
毎週金曜日買えたら幸せになるお菓子
猛暑の8月八王子。筆者は取材先に向かうため、自転車をこいでいました。当日は気温36度越え。暑い暑い。朦朧としていると、え?田町の「ずーっと閉まっていた」洋菓子屋さんが開いてる。これはまぼろし?お菓子が並んでいる…。
『そうなんですよ、開店して13年、ずっとお店は週1回金曜日なんです。』微笑みながら答えてくれたのはオーナーの高橋貴子さん。
群馬県生まれの貴子さんは神楽坂のフレンチレストランでブライダルを担当、独身時代からお菓子やお料理を学んでいたそうです。そして縁あって八王子市田町の自営業の男性と結婚。
ご主人のガレージを改造して自宅の1階に2009年9月、お菓子屋さんを開きます。でも、ずっと週1回金曜日。なぜ?『子育てに忙しかったこともあり、週1回位が私にはいいかなって。』
そう、だから筆者は約10年間、金曜日にこの店の前を通ることはなかったから、開店しているところを見たことがなかったのです。
このお店が(筆者が10年通っていて)はじめて開いていたんです
誕生日ケーキは年内予約満杯
ところがこの13年、貴子さんの「味」は評判を呼び、店舗の開店は金曜日だけですが、普段はみずき通りの「カザーナコーヒー」「カフェリン」で、彼女のお菓子を食べたりテイクアウトが可能です(後日、この2軒もご紹介します)。
2つとも、もちろん、素敵なカフェですが、筆者はやはり、皆さんに「八王子市田町で週に1回開く、かわいい洋菓子屋さんに行ってみた体験」をしてほしい。
JR八王子駅から歩いて約17分と非常に行きにくい場所、しかもバスのルートもありませんが、非常に素敵な空間だったので。
季節の果物のタルト。とてもかわいいお菓子
高橋さんのお菓子は、焼菓子が中心です。フランスに行った時、焼菓子を日常的に食べていて、こんな風にお菓子を食べられればいいなと思ったからです。
でも写真のような果物がのったタルトやロールケーキも人気。毎週木曜日には、インスタグラムに翌日のラインナップがアップされるので、それを金曜日朝9時から電話で予約もできます。
これとは別に、オリジナルのバースデーケーキも予約制で作ってくれますが、『ごめんなさい、年内は予約がいっぱいなんです。』(貴子さん)。
つまり、お店の開店は毎週金曜日だけなのですが、卸やイベントに出すお菓子、地方発送などのギフト、予約のバースデーケーキ、それらの製作で『ほぼ毎日キッチンにいます』とのこと。
その姿は、「お菓子の求道者」のようです。求道者といえば、マナという店名は、クリスチャンである貴子さんが旧約聖書の中に出てくる食べ物から名付けたんだとか。
『マナのように、食べていただく人の心を満たせるお菓子が作れれば』。事実、レアな開店日の金曜日に入店でき、たくさんお菓子を食べることができ、私の心は本当に満たされました。(取材:高田)
焼菓子は、きれいな化粧箱(別価格)にお好みの予算で詰めてくれます。地方発送も可。
年内の記念日デコレーションケーキは予約満杯ですが、クリスマスケーキは秋からの予約です。
地域情報紙 よみっこ
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菓子店manna(マナ)
※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。
- 住所
- 東京都八王子市田町7-5
- アクセス
- 八王子駅北口 徒歩17分 車5分
- 営業時間
- 金曜日 10:30~17:00 (商品がなくなり次第終了)
- 定休日
- 店頭販売は金曜日のみ。それ以外の日は完全予約販売。
- 電話
- 042-697-4604
- Webサイト
- http://www.manna.tokyo/
- @manna925
WRITER 投稿者
八王子を中心とした超地域密着型(ハイパーローカル)の地域情報紙です。新聞配達の流通を使い週6日発行・お届けをしています。※現在は読売新聞の購読者に限定して、朝刊に折り込む形で発行しています(日刊:5,000部)。八王子(主にめじろ台1~4丁目、緑町、山田町、椚田町、狭間町、館町、小比企町、寺田町、大船町、西片倉2~3丁目、みなみ野、七国※一部分に配布されないところもあります)に配達されています。