秋川街道で、黒っぽくてかっこいい店構えの和菓子店を見つけました。伝統的な和菓子が多い中、ここでは新しいアイデアが取り入れられてますよ!
和菓子は五感でたのしむ!!
これが醍醐味です。今回も、新しい驚きをご紹介しますね。
川口町の和菓子店『鮎川』
秋川街道を武蔵五日市方面に向かう途中に見えてきます。
創業40年。
1990年に現在の地に移転されたそうです。
『鮎川』
所在地 : 東京都八王子市川口町1569−11
店舗の隣に、大きな入りやすい駐車場があります。
こちらが、ご主人の鮎川さんです。
毎年、諏訪神社のお祭りに、まんじゅうを出してます。イーアス高尾『わくわく広場』でも、和菓子や おこわが買えますよ!
和菓子店の『おこわ』ぜひ、食べてみてください。
赤飯 432円 / 山菜 432円
※季節や店舗で品揃えが変わりますので、ご了承ください。
だんごのうまさ再発見!
『鮎川』さんには、いそべだんご70円、みたらしだんご70円がありました。
いそべだんごは、海苔の風味が ふわっと広がります。
みたらしだんごは、甘さとしょっぱさのバランスが絶妙です。
とにかくもちがおいしいです!
お団子ってこんなにおいしかったんだ!!
「もち米」を知り尽くしているから、おだんごやおこわもおいしいんだ!
和菓子屋さんは、おもちのプロでもあるんですよね。新たな気づきとなりましたよ!
全国菓子大博覧会 金賞受賞の和菓子
こちらが金賞受賞の『武州今熊太鼓』180円です。
封を開けると…太鼓の形の最中が出てきましたよ!
店頭では黒/白と呼ばれています。中のあんの色のことのようですね。
ピンク色の皮の最中がかわいいですね。皮がほどけるような柔らかさで、あんはどちらも程よい甘さです。あんがツヤツヤです。
贈答用に『武州今熊太鼓』はもちろん!
他にも『カステラ』『羊羹』もオススメだそうです。
次に、定番のおまんじゅうを少しだけご紹介しますね。
『かぼちゃまん』90円(左) ⏤かぼちゃのあんは甘さが凝縮されていて、皮は薄いけれど、しっかりめで食べ応えがありますよ。
『豆大福』110円(右) ⏤もちが、とろとろです。
表面の豆の硬さと、中の粒あんのなめらかさと、このもちのトロトロ感!!
柔らかいうちに召し上がれ!
定番のようですが・・・新しいんです!!
クラッシックな和菓子に見えるでしょ!?
でも、ひとつひとつ、風味が新しいんです!
鮎 150円 / 八王子美人 150円 / どら焼 150円
中の色を見てほしいんです。こんな感じですよ!
『鮎』⏤求肥がうっすらグリーンなんです。さらに食べてみると、ほのかにゆずの香りがします! 求肥にゆずが練り込んでありました。皮も求肥も、甘みは最小限で、食感と香りを楽しめます。
左は『どら焼』⏤皮のほうから、蜂蜜が香ります。皮が甘くておいしい!あんは、甘さ控えめな「粒あん」なのですが、とてもなめらかです。ご主人の、丁寧なこだわりを感じますね。さらにちょっとあんが黒いのがわかりますか?
右は『八王子美人』⏤あんがりんごなんです。りんごあんおいしい!皮が軽いです。米粉が配合されているからだそうです。
上菓子にチャレンジです!
【春限定】生菓子『うぐいす』140円
⏤透けるように薄い皮と、とてもなめらかなこしあんです。ほのかな甘みにうっとりします。
上菓子ってなんてクリエイティブなんでしょう!
左は『亀』220円 ⏤亀の表現がかわいいね。
右は『つつじ』220円 ⏤こんもり茂った新緑の葉の上に、つつじの花が咲いていますよ。繊細な手仕事です。
下は『かのこ』220円 ⏤つやつやです。中はなめらかな、こしあんです。
上菓子って、なんとなく敷居が高いイメージがありませんか? 私は、”おやつ感覚”で上菓子を買ったことがありませんでした。
でもこれからは、季節の花を楽しむ気分で、上菓子を楽しんでみようかな〜と思います。だって、八王子にはこんなにたくさん和菓子店があるのだから!
八王子って・・・いいね!
和菓子 鮎川
※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。
- 住所
- 東京都八王子市川口町1569-11
- アクセス
- 西八王子駅 車で20分
- 営業時間
- 8:30~18:00
- 定休日
- 月曜日
- 電話
- 042-654-4936
- 備考
- 駐車場有
WRITER 投稿者
移住組 八王子は都心と自然を行き来できる暮らしが魅力 ここは古い街並みや老舗と新しいものが交差するまさに織物みたいなまち 地域の老舗とゆる〜くサスティナブルに暮らしたい 『じわっとくる八王子アイ』を一緒に探しに行きませんか?