大人気のウーバー・イーツ。利用者から配達員になり、更には自転車レースまで参加するようになった女性をご紹介します。
「ウーバー・イーツで人生変わる」
この2年で八王子にも増え始めたウーバー・イーツ。例の背中に背負うバッグで、食べ物や日用品を配達してくれるシステムです。その中でも数少ない女性配達員さんが八王子にいます。
写真:ウーバー加盟店は八王子に約500店。お店スタッフのとの関係性も大事です
ウーバー利用者から
7月後半から、新型コロナウイルス感染第7派が巻き起こり、外出もままならない人も多いと思います。そんな中、再注目されるのが出前やデリバリー。とくにコロナ禍の中で知名度を上げたのが、「ウーバー・イーツ(以下、ウーバー)」です。
その配達員をしているのが、直子さん。おもにJR八王子駅周辺から半径5キロメートルくらいまで自転車で配達している、八王子でも数少ない女性配達員です。
以前は主婦で会社勤めをしていた直子さん。「2人目の子どもを出産してから、赤ちゃん連れで外に出られないし、時間もないし。ウーバーを頼んでファストフードなど楽しんでいたんです。配達員さんと触れ合ううちに、『私も配達員をできるかも!』と(笑)」
こんなスタイルで八王子の町を疾走します(写真撮影時のみ、マスクを外しています)
直子さんは11歳の男の子と、3歳の女の子のお母さんでもあります
2021年の夏から配達員を始めた直子さん、その面白さにどんどんハマっていきます。ウーバー配達員は、自分が働きたい時だけ働く。場所や人間関係に縛られない。極端な話、日本中を旅しながらウーバー配達員をすることもできる。その「新しい仕事のスタイル」に未来を感じたそうです。
ウーバーの魅力
直子さんは、そのうち「自転車」にもハマります。最初は電動のママチャリだったのですが、クロスバイク、ロードバイクと自転車がプロ仕様に。そして自転車レースに出場します。それは八王子駅近辺の自転車配達員たちの影響が大きいとか。「20代から50代の、まじめで楽しいメンバーなんですよ」(直子さん)。
写真:自転車でサーキットを走るのもウーバー配達員になってからの趣味です
コロナ禍が始まったころ、大手メディアでウーバー配達員のマイナス要因ばかり喧伝されましたが、それは10万人以上いる配達員の一握り。クレームになると自分の稼ぎに響くので、皆、非常に丁寧な仕事をしています。
「置き配もできるし、非接触なのはコロナ時代にぴったり。市内に加盟店は約500店あるので、まだ利用していない方はぜひお試しください」(直子さん)。八王子の街を自転車で走り抜ける配達女性を見かけたら、それが「ウーバーで人生変わった」直子さんかもしれません。(高田)」
地域情報紙 よみっこ
最後までご覧いただきありがとうございます。
よみっこへのご意見・お問い合わせは、下記のメールアドレスへご送付お願いします。
広告掲載についてもお気軽にお問合せください。
よみっこ編集局
[email protected]
WRITER 投稿者
八王子を中心とした超地域密着型(ハイパーローカル)の地域情報紙です。新聞配達の流通を使い週6日発行・お届けをしています。※現在は読売新聞の購読者に限定して、朝刊に折り込む形で発行しています(日刊:5,000部)。八王子(主にめじろ台1~4丁目、緑町、山田町、椚田町、狭間町、館町、小比企町、寺田町、大船町、西片倉2~3丁目、みなみ野、七国※一部分に配布されないところもあります)に配達されています。