地域密着型で新鮮野菜を直売!小比企町『大久保農園直売所』山田畑の中店
京王線山田駅ほど近く、
小比企町にある「大久保農園直売所山田畑の中店」
毎日採れたて野菜を販売しています。
環境にやさしい野菜直売所
毎日、目の前の畑で採れた鮮度抜群、甘みぎっしりの季節の野菜が並び、昼過ぎには売り切れになるほどの人気を博しています。
「市場を通さないで直売するので、形が悪かったり、少し傷がついたような、規格外品も売ることができる。野菜のロスがないので環境にやさしく、お値段もお安めに設定できるんです」そう話すのは農園、直売所のオーナー、大久保隆さん。
大久保さんはもともと歯科技工士をしていましたが、5年ほど前に先祖代々、農業を営んできた小比企の畑を受け継ぎました。直売所を始めたのは4年前のことです。
「畑に面した小道は、八王子南口方面への抜け道になっていて、結構人通りがあるんです。散歩もかねて毎日、買いに来てくれるお客さんもいますよ。目の前が畑ですから、『トマトがなくなったから採ってきて』なんていうお客さんの要望に応えることもあります(笑)」直売所には毎朝、大久保さんが収穫した野菜が午前中に並びます。夏場のトウモロコシなどは待ちきれない人が、行列を作ったこともあったそう。
写真:トウモロコシは行列ができるほどの人気
「路地でできる野菜は一通り作っています。これからの時期は生で丸かじりできるほど甘みのあるカブやダイコンのほかナス、オクラ、ホウレンソウなどが旬。冬に向けてヤーコンやビーツのような変わり種も準備しています」
「顔の見える直売所」目指す
大久保さんが目指すのは「顔の見える直売所」です。「どんな人が作っているのかわかれば安心して買ってもらえますからね。スーパーの産直コーナーに、生産者の顔写真を掲示して『顔の見える野菜』って販売していることがありますけど、ウチの直売所であれば顔が見えるどころか、会って話しもできる。私自身、お客さんとの会話の中で『美味しかったよ』と言ってもらえれば、仕事をする動機づけにもなります」
写真:昨年のサツマイモ掘りイベント
不定期に開催するイベントも「顔の見える直売所」の取り組みの一環。「自分で収穫したホウレンソウの詰め放題とか、体験型のイベントにすれば、より親しみを持って貰えますからね。明日からサツマイモ掘りのイベントも企画しています」
地域密着型で、究極の地産地消を目指す「大久保農園山田畑の中店」。都市農業の新たなあり方を模索する、大久保さんの試みはまだまだ進化を続けます。(石川)
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大久保農園直売所 山田畑の中店
※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。
- 住所
- 東京都八王子市小比企町576
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八王子を中心とした超地域密着型(ハイパーローカル)の地域情報紙です。新聞配達の流通を使い週6日発行・お届けをしています。※現在は読売新聞の購読者に限定して、朝刊に折り込む形で発行しています(日刊:5,000部)。八王子(主にめじろ台1~4丁目、緑町、山田町、椚田町、狭間町、館町、小比企町、寺田町、大船町、西片倉2~3丁目、みなみ野、七国※一部分に配布されないところもあります)に配達されています。