9月30日(土)、めじろ台会館で、ホーセーイノベーションクラブ所属チームファッションがイベントを開催しました。コロナ流行以来、大学生が地域で活動していること自体が新鮮でした。
イベント開催!
めじろ台会館では、学生10数名が各ブースで住民らと製作活動を楽しんだり、手づくり作品の販売をしていました。
このイベントの企画担当者の一人、建野花さん(2年生)によると、「法政大学多摩キャンパスは、学生が楽しめる要素も少なく、マイナスイメージを持たれることが多いんです。そんな中、ファッションやデザインの好きなメンバーが集まり、楽しく活動できる場として作ったのがこのチームです。
活動としては、今年4月と5月に、学内で古着を持ち寄り交換する「古着交換会」という企画を行いました。そして、今回は大学から出て、地域の方と、ファッションを通じて交流を深めることを目的に様々な準備を進めてきました」とのこと。
多様性
今回のテーマの一つは「多様性」。それをよく表しているのがネイルコーナー。担当していたのは意外にも男子学生。「ネイルと言えば女性のものというイメージが強いですが、僕もやってみたいと思ってこのコーナーを開きました」と。ネイルを施してもらった女性は、「男の子がやっているのが意外でした。でも、ほら。きれいでしょ」と満足げ。
写真:ネイルコーナー
マーブリングコーナーでは、住民や子どもたちが世界で一つのコースター作りを楽しんでいました。その隣りは、シルクスクリーンの体験コーナー。学生自身がデザインしたイラストなどを自由に組み合わせてオリジナルTシャツを作ります。モノづくりが好きな学生による、鞄などの販売も行われていました。
写真:マーブリングによるコースター作り
多世代
この企画に協賛し、協力してきためじろ台まちづくり協議会代表の中村さんによると、「まちづくり協議会に、法政大学多摩地域交流センターが参加していることもあり、同協議会の『多世代交流チーム』が学生たちを応援し、実現しました」との事。法政大学多摩地域交流センターの星野さんは、「コロナで学生の活動が滞っていましたが、これを機に地域の方に応援していただき、協働できるきっかけになれば幸いです」と。
「駅を乗降するだけでなく、学生も一緒に楽しめる」そんな町づくりのきっかけになればいいですね。(中塚)
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