ユーロードの中ほどに先日オープンした八寶(パーパオ)。
ここ10年ほど、中国、韓国の若者に大人気の『麻辣燙(マーラータン)』の店です。
中国で大人気『麻辣燙』
『麻(マー)』は花椒などの痺れる辛さ、『辣(ラー)』は唐辛子などのピリピリした辛さ、『燙(タン)』は熱いという意味。
注文の仕方は、約50~70種類の野菜、肉、海鮮、練り物、キノコ、麺(6種類)、そして薬膳を生かしたスープの辛さをお好みで選び、鉄鍋で煮てもらいます。
【中町】八寶(パーパオ)
この店は、日本人と中国人の共同経営で、料理を担当するのは大連出身の蔡(さい)さん(36)
歳の時来日し、20代でお台場の東京ベイコート倶楽部の和食部門で5年修業、その後独立し様々な店の立ち上げに関わってきました。
今回の店は「とくにスープが自慢です」(蔡さん)
「将来はチェーン展開したいです」と蔡さん
八寶の『麻辣燙』
薬膳を生かしたスープは、約30種類の漢方薬を1回水に戻し牛脂で炒め、そこに香辛料を加え、牛骨で採っただしを加えます。
辛さはあくまで唐辛子の量なので『レベル0』を選ぶと、ほとんど辛くなく『水炊きの鍋』のような味わいです。
麻辣燙 麺・トッピング100g400円(税込)
写真は約1200円(約300g)
自由なトッピング
初めての人には麻辣燙の、ノウハウはなかなかわかりにくい。
でも非常に簡単です。
これは言ってみれば、『セルフで作る鍋』
まず約70種類のトッピング、麺が並んだケースから、好きなものを土鍋に入れてください。
その際『100g400円(税込) 200g以上選ぶ』という条件があります。
つまり、鍋の最低価格が800円(税込)となります。
ある程度盛って「これ、どのくらいのグラム数だろう」と思ったら、スタッフに「これでいくらになりますか?」と聞くのもOK。
そして、この際に、野菜だけの鍋にしてもいいし、肉を多めにしてもいい。麺を入れなくてもいい。
自分の好きなように鍋を作る感覚です。
具を入れ終わったら、スープの辛さレベルを選び、キッチンに渡し約5分加熱してもらいます。
個人で盛る内容、辛さが違うため、ある人は『水炊き風のラーメン』になるし、ある人は『極辛の豚鍋』になります。
これからの季節、非常に気持ちがいいので、混んでいる時間を避け、午後にゆっくり訪れてみてはいかがでしょう。(高田)
地域情報紙 よみっこ
最後までご覧いただきありがとうございます。
よみっこへのご意見・お問い合わせは、下記のメールアドレスへご送付お願いします。
広告掲載についてもお気軽にお問合せください。
よみっこ編集局
[email protected]
麻辣燙 八寶(マーラータン パーパオ)
※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。
- 住所
- 東京都八王子市中町9-7 ジーヒルズ中町
- アクセス
- 八王子駅北口 徒歩8分
- 営業時間
- 11:00~24:00 (LO 23:30)
- 定休日
- 無休
- 電話
- 042-633-6006
- 備考
- 個室有(予約不可)※個室・テラス席希望の方はお電話を。
WRITER 投稿者
八王子を中心とした超地域密着型(ハイパーローカル)の地域情報紙です。新聞配達の流通を使い週6日発行・お届けをしています。※現在は読売新聞の購読者に限定して、朝刊に折り込む形で発行しています(日刊:5,000部)。八王子(主にめじろ台1~4丁目、緑町、山田町、椚田町、狭間町、館町、小比企町、寺田町、大船町、西片倉2~3丁目、みなみ野、七国※一部分に配布されないところもあります)に配達されています。